遭難防止には参考にならない
登山者の心構えとして参考になる内容があればと購入しました。 が、まったく参考になる本ではありませんでした。 取り上げられた事件の多くは遭難者の物理的失敗というよりは ショックにより呆然自失として行動ができなくなったといったような 事件が多いため、これを読んだからどうなるというものではありません。いかに遭難した人間が馬鹿で間抜けかと、不必要な見下しオンパレードが多い。 後輩が遭難したかもしれないのに一日何故か精神的に行動できなかった為 その後何年も一日も忘れずに苦しんできた人に対しては、安っぽいナスシズムであるとの記述。 遭難者の遺族に正義を装って残酷な言葉を言い放ち「彼女は顔を歪ませた」との謎の締め。 あとがきで敢えてそうしたとの記述がされていますが、 敢えてそれ(死者や遺族への見下しや攻撃)をする必要が見当たりません。 総合的に、淡々とした事実レポートや科学的記述を望んでいる場合、 ほとんどこの本に参考になる部分はありません。 私は個人的にそれを望んでいたため、こういった評価になります。
読んでると、息苦しくなってきます
最初気づかず、「寒気がする・・・風邪ひいた?」と早寝をしてしまいました。その後読んでいると、再度、息苦しさ、心臓がどきどき、やっぱり体調不良のように思いますが、本の内容のためだったのです。 冬に読むものではありません。だからといって夏読んでも怖いです。真実の怖さ。奇跡の生還をした側から書かれたのではなく捜索隊の経験豊富な著者が書いたからこその真実があります。
山と溪谷社
生還―山岳遭難からの救出 ドキュメント気象遭難 リーダーは何をしていたか (朝日文庫) みんな山が大好きだった ドキュメント 道迷い遭難
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