特攻基地の墓碑銘―赤松海軍予備学生日記 (双葉文庫)



特攻基地の墓碑銘―赤松海軍予備学生日記 (双葉文庫)ゴミの山はぼくらの天国―フィリピン・スモーキィマウンテンに生きる子どもたち 藤巻由夫写真集キリスト受難詩と革命―1840~1910年のフィリピン民衆運動 (叢書・ウニベルシタス)フィリピンの一日本人からスラムの経済学―フィリピンにおける都市インフォーマル部門漂海民バジャウの物語―人類学者が暮らしたフィリピン・スールー諸島われたたまご―フィリピン民話 (こどものとも世界昔ばなしの旅)海域イスラーム社会の歴史-ミンダナオ・エスノヒストリー-マニラ-光る爪 (アジアの現代文学 4 フィリピン)フィリピン・幸せの島サマール―ある民際協力の試み


特攻基地の墓碑銘―赤松海軍予備学生日記 (双葉文庫)

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実体験を淡々と語るリアリティが人間のひとつの姿を映す

京都大学在学中に学徒出陣。十四期海軍予備学生として1944年12月フィリピン・ルソン島マルコット特攻基地に赴任し、入替りに特攻隊の生みの親といわれる大西司令官らが台湾に転進する中で、陸戦隊となって山野を彷徨い、生き残った記録。全比島作戦に参加した帝国兵士63万の内戦死者47万と言われる激戦に対峙し極限における地獄と人間の生を淡々と語る日記(体)。飢餓と病気、俘虜になることもできない、祖国に戻ることも絶望的な戦場でもなお生への欲望を駆られる。戦場の実相に人間の精神に果たした国家の役割の恐ろしさを感じる。



双葉社