米国人の立場から米国のインデックスファンドを買い続けなさいということ
著者は日本在住で日本で働いてきた米国人2人であり、日本国内で貯蓄してももう駄目ではないですか。株式に投資しましょう。どうせ投資をするなら、私たちのように米国株式インデックスファンドを積立投資したら金持ちになれますよということを言っている。インデックスファンドは、比較的管理コストが安いためサラリーマンが収入の10%を30年間、継続的に投資すれば退職するまでにはかなりの額になるかもしれません。さて、貴方はこの提案を実行してみますか?
1999年の著作ですが、2007年時点では著者達の提案は簡単に実行できるようになってきています。米国国債だけでなく、米国株式インデックスも積み立ててみますか?それともETFを買いますか?普通の日本人は遠い将来金持ちになれるでしょうか?(^^;)
日本語では過激な題名となっていますが、原題は「どうすれば普通の日本人が安全かつ収益性を持って日本の外で投資することができるか?」ということだそうです。米国人だから米国を愛するのは当然ですよね。
将来、日本人が日本のマーケットは安全で収益性も良いですからTOPIXを積み立ててもらえれば外国の方も金持ちになりますよと言うことができるようになるでしょうか。
アメリカで資産運用するという考え方
一言で言うとアメリカのインデックスファンドを買え、ということ。日本の株式市場は適正な管理が行き届いていないのでリスクが高すぎる。それにくらべ、アメリカのインデックスファンドは平均すると年率10パーセントを超える勢いで成長している、と。日本の預貯金はほとんど利益を生まない。従って、数十年後の生活は保障できない。しかし、毎月の収入から10パーセントを定期的にアメリカのインデックスに投資することにより複利の力を借りて資産を大幅に増やす事ができる、と。
読者はどんな人を想定しているの?
正直に言って、どのような人を読者に想定しているのかわからなかった。前半部分では、本書が書かれた(1999年)当時の日本経済の状況を解説している。この部分を理解するには、読者は一定レベル以上の金融や経済に関する予備知識をもっていなければならない。 しかし、後半部分の具体的な投資戦略を解説する部分では、かなり初歩的なレベルから解説がなされいる。おそらく、後半部分を読むのに前提となる知識はそれほどないであろう。 このように、前半と後半で解説のレベルがまったく異なるため「どのような人を読者に想定しているのかわからない」という感想を持ったわけである。おそらく、共著という形をとった弊害であろう。 とはいえ、前半の経済状況の分析も、後半の投資戦略も興味深いものなのでどちらか半分のために購入しても損はないと思う。
のんびり確実に金持ちになる方法
この本では、インデックスファンドを継続して買い続けることが一番、楽で確実な投資方法だと書かれています。 あまり投資に頭を使いたくない方にはいい方法だと思いました。
毎日新聞社
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