売れる人材―エグゼクティブ・サーチの現場から



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売れる人材―エグゼクティブ・サーチの現場から
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著者は米国通商代表部元日本部長であるグレン・S・フクシマ夫人で、世界最大のヘッドハンティング会社「コーンフェリー・インターナショナル」の役員である。ハーバードでMBAを取得した後、外資系コンサルティング会社を経て現職に就いた。本書は世界的な企業をクライアントにするエグゼクティブサーチという仕事と、その現場で得たビジネスと人材の今後に関するレポートである。

おおまかな内容は以下のとおりだ。冒頭の2章で日本のビジネスシーンと求められる人材の変化を指摘する。以下、エグゼクティブサーチという仕事の中身、売れる人材の条件、ヘッドハンティングの具体例、外資系企業の企業文化、グローバルな人材の本質、これからの人材戦略など。著者の仕事は主に外資系企業への日本人のリクルーティングであり、「売れる人材」とは外資系企業でグローバルに活躍できる上級管理職を指す。条件を要約すると「多様な経験を持ち、創造的で柔軟な起業家的な人材。国境を超えて変革を起こせるプロフェッショナル」だという。しかし、今の日本にそのような人材はまれである。それもそのはず、著者が本書を執筆したのは「日本にはグローバルに通用する人材が極端に不足している。このままでは全体が“人材倒産”しかねない。そんな危機感を抱い」たからなのだ。

年功序列、終身雇用などの雇用体制を築いた日本企業は、工業化社会ではかつてない成功を収めた。しかし、グローバル化、IT化が進むなかで、時代は「“UP or OUT”(昇進か、退社か)の競争原理による外資系のモデルへと確実に動きつつある」という。外資系企業に長年勤め、世界のビジネスシーンの最前線で活躍する著者の指針を示した本書は、これからキャリアアップを目指そうと考えているビジネスパーソンには頼もしい羅針盤となるだろう。また、すでに「売れる人材」として外資系企業への転職を考えている上級管理職には、具体例や外資系の企業文化の章は必見である。(齋藤聡海)



他の著者の本も併せて買った方がいい。

色んな目的を持った人が、この本を手に取ると思う。
「売れる人材になりたい」人、「売れる人材を採りたい」人、「売れる人材を育てたい」人など。

良く言えば、全ての人のためになる本。しかし、悪く言えば、どれを期待する人にとっても、「こんな本を読みたかった!」という感想にはなりにくい本。

というのも、対象となる読者を絞っていないので、焦点がぼけてしまっている。それに、発行時期が古いので、データももちろん古い。

そのため、目的を持って読んでいる人であれば、この一冊だけでは求めている知識量には届かないだろう。

学ぶところもあると思うので買うなとは言わない。ただ、他の著者の本も併せて買った方がいい。
今でも勉強になる話です

本書が書かれた2000年から数年経った現在では、より人の流動性が高まったと思います。
転職のキッカケとして、ヘッドハンティング会社から外資系企業への転職のオファーを受ける人も多くなってきていると感じます。
本書では、より魅力ある人材になるためにどのような資質が必要かを下記のようにまとめています。

 ・グローバルな感覚・語学力を持っていること
 ・スペシャリストなだけでなく、プロフェッショナルであること

他にも、様々ありますが、このようなことがポイントでしょう。
これらは現在では、一般的なアドバイスであることから、あまり本書の面白さはありません。

しかし、ヘッドハンティングの面接がどのような場所であるのか、
また、あまりヘッドハンティングに慣れていない日本人が何に事前に注意するべきかの点が、
事例と共にわかりやすく記載されています。
著者の会社のような、トップマネジャーを専門に人材仲介する会社から声をかけられる機会はあまりないと思いますが、
現在では、より多くの人が様々な転職の機会を持つと思います。
そのような様々な機会に前もって心積りをするための、実践準備本として役に立つのではないでしょうか。
履歴書を書き直そう

この本で紹介されているエクゼクティブサーチの数社とコンタクトしているが、この本を読んで彼らの仕事振りが良くわかった。また求めれる人材としての条件などもシンプルだが良くまとめられており、自分が提出しているCVを書き直そうかと思った。
外資系という会社を以前の様には分けて考える必要はなく、日本社会のあり方も急速に変わっていくので、ここで紹介されている様な人物像に自分を近ずけていく必要は転職の関心の有無にかかわらず大切だと思う。
特に外資デビューに興味ある方、読む価値あり!

読みやすくて、内容もとても面白かった。日本は国際的に活躍できる人材が不足しているとのことから数年前に書かれた本であるが、内容に古さがない。なぜならM&A法制も欧米並みになるし、ますます外資は身近になるであろうと感じられるからだ。とにかく国際的に売れる人材になるには、英語は必須であるとしみじみ感じられる。しかし読後、現実に戻ってキャリアアップについて考えてみると、仕事場でペーペーの私とは次元の違う内容だと思った。実際に本書の内容をすぐ現実に生かせるのは、一握りの人々かもしれない。それでも一読の価値ある本である。著者は、外資と日系、両方の経営や仕事場について知っているから、客観的に職場について分析している。

個人的に読んでいて面白く感じたのは、同じ女性としてのフクシマさんの仕事の進め方。少しだけ垣間見れる。働く女性が日々どのように感じながら仕事をしているのかって読んだことないので、興味深かった。
ヘッドハンターの光の部分

ヘッドハンターに光と影があるとすると、光の部分の本。「外資で働くって、どういうことかなあ〜」と思っている人にとっては基本書となると思います。とにかく読んでみるべし。きちんと、網羅的に書かれている。



日経BP社
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