釣った魚が必ずわかるカラー図鑑



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釣った魚が必ずわかるカラー図鑑
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必ずわかるわけではない

「必ずわかる」という割には、キュウセンのような結構よく釣れる魚が載っていなかったりする。確かに全ての魚を網羅できるわけはないし、毒魚以外は漏れがあっても大した実害はないところではあるのでその点はまだ我慢できる。

しかし実はもっと大きな問題が他にある。掲載順である。淡水魚はまだ種類も少ないのでそれほどではないが、海水魚は「砂浜の魚」「沿岸岩礁域の魚」「沖磯の魚」「沖の魚」と無理な分類をしたために探しにくくてしょうがない。前書きを読むとこれが「本書の特徴」らしいのだが、正直「余計な特徴」でしかない。例えば「クサフグ」は「沖磯の魚」になっている。汽水域にも生息し、陸っぱりなら波止、砂浜などほとんどどこででも釣れるようなクサフグを「沖磯」とするのが適切だろうか?
そもそも海産魚は種類によっては極めて広範囲に分布しているのにそれを定型的に分類しようという発想に無理があるのである。この手の本を読む人は「魚にあまり詳しくなくて波止での五目釣りで色々釣る」様な人が一番多かろう。
それならば「波止での五目釣りで釣れる可能性のある魚をその釣れる状況から最も簡便に引ける構成」にすべきである。
しかも、「索引」までも上記の「分類」に従っているために、結局「この魚はどこの魚?」とまず適当に当りを付けて、あるいは頭から全ての分類ごとに項目を一々探さないと見つからない始末である。

「図鑑」を名乗っていながらこの検索性の悪さはなんともお粗末極まりない。
コンパクトで説明も分かりやすく内容自体は良いのに、「魚を調べる図鑑なのに極めて検索しにくい」というのは致命的な欠点である。せっかくの内容を構成が台無しにしているということである。
構成を変えれば星4つも付けられるが現状では2つがいいところである。
とにかく種類が多い!&レシピ付き

1ページの3分の1程が写真になっています。魚の写真は、背景無しのものや釣りたてのもの、泳いでいるものなど色々ありますが、魚のウロコまで見える鮮明なものばかりです。淡水魚の上流から始まり、下流、湖沼、海水魚の砂浜、沿岸、沖磯、沖、と、場所別に載っています。釣れる時期や場所、美味しさ、仕掛けの基本のほか、巻末に美味しい魚料理のレシピが19ページも載っています。魚の名前が、カタカナと漢字両方で載っている所が嬉しいです。



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